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    会計事務所博覧会

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    最終更新日:2024-10-08

    開催迫る!「会計事務所博覧会2024」 変わる税理士業務を体感ください!!

    • 2024/10/08
    開催迫る!「会計事務所博覧会2024」 変わる税理士業務を体感ください!!

    はじめに

    会計事務所博覧会

    10月17日(木)、18日(金)に開催される業界唯一の”会計事務所の祭典” 「会計事務所博覧会2024」。
    北海道から沖縄まで、全国の税理士・公認会計士、会計人の方に来場登録いただいております。
    毎年、職員研修を兼ねて会計博に来られるケースも増えています。

    過去の来場者アンケートによると、来場目的としては、「事務所経営の参考に」「製品・システム購入のため」「情報収集」「業界動向を知る」「セミナー参加」など、様々。
    出展社に対しては、「会計事務所の課題をどうすれば解決するお手伝いができるか、各社の努力が垣間見えた」といった声もありました。

    技術の進化は、税理士にとっての強い味方。
    この会計博では、そうした情報がワンストップで得られる、年に1回の機会です。
    ネットやパンフレットではなかなか掴みにくい商品やベンダーの雰囲気を味えて、疑問点はその場で聞くこともできます。

    業界内ではこれまで、こうした展示会スタイルのイベントはいくつか存在しましたが、
    今では会計博しか残っていません。(注:税理士会主催の展示会除く)

    業界の、そして会計事務所の3年後をイメージするために、ぜひご来場ください!!

    ご来場は無料! 事前登録をお願いしております。
    https://e-ve.event-form.jp/event/87110/00

    会計博セミナーピックアップ!!

    *10月17日開催セミナー

    「AI・データ分析活用で変わる税務当局の税務調査」
    税理士ならば今、AI時代の税務調査は最も気になっているはず。
    この分野に精通する国税OBの松崎啓介税理士が、AIとデータ分析が税務当局の税務調査にどんな影響を与えているのか、まずはAI技術の進展と税務調査の関連の理解から始まり、AIがどのように税務調査プロセスを変革しているかについて、お話します。
    AIの活用による、税務調査のプロセス自動化・効率化は、税理士にとっては気になるところ。こうした国税当局の動きや取り組みは、なかなか公開されることは少ないことから、さらなる知識と洞察を得る絶好の機会となります。
    会計博セミナーの常連であり、毎回軽快なトークで満員御礼の松崎先生の講演をお見逃しなく!

    「会計事務所採用ドラフト会議」

    労働人口の減少が進み、会計事務所においても人材採用が益々難しくなっているなか、いまどきの人材採用活動を共に考えてみよう、という受講者参加型セミナー。
    今回のセミナー受講者は、AIが生成した6人の“バーチャル求職者”の中から採用したい人材を、ドラフト会議形式で入札。
    ・どのようなスペックの人材を求めているのか
    ・その人材を採用するためにはいくらの月収が相場なのか
    会場の参加者が欲しい人材を「○×式」で挙げていき、登壇されるコメンテーターがアドバイスを行います。
    会計業界版の“採用ドラフト会議”で、直面する人材採用の課題解決のヒントが得られます。

    「顧問先への新提案 “企業版ふるさと納税”」

    個人版に比べると、認知度がぐっと低くなる企業版の「ふるさと納税制度」。
    地域貢献を考えている会計事務所にとって、この「企業版ふるさと納税」は、社会貢献に積極的に参画するための一手法として、検討する価値があります。
    今回は、実際に「企業版ふるさと納税」を推進している二人の税理士の取り組み事例を紹介。
    講演では、「税額控除の割合」「活用事例」「手続きの簡素化」「顧問先に喜ばれるポイント」などについてディスカッションして頂き、税効果はもちろん顧問先との信頼関係が増すなどのメリットについても解説していただきます。

    「税理士のための生成AI活用の最前線」

    会計博初日最後の演目は、会計業界最大の関心事でもある「税理士とAI活用」。
    今回、税務相談AIの開発・実証実験について、“産学連携”で「税理士AI開発プロジェクト」を立ち上げた同志社大学研究グループの小板隆浩教授から、同プロジェクトの意義や研究開発への取り組みなどについて語っていただきます。
    さらに、既に「税務相談ロボット」をサービス提供している、公認会計士・税理士で(株)ROBON 取締役CSOの荻原紀男氏にも登壇いただき、幅広い角度からディスカッションをしていただく、特別企画になります。
    おそらくこのテーマでの講演は初でもあり、「税理士はAIをどう使いこなしていけばいいのか」について、方向性を明らかにしていくことを最大の狙いとしています。
    モデレーターは、この分野の精通者でもある、井上一生税理士。
    この講演を通じて「税理士はAIをどう使いこなしていけばいいのか」という方向性も見えてくるでしょう。

    「税務行政のDX~事業者のデジタル化促進について~」

    会計博では初の、税務当局担当者による講演。
    国税庁が発表した「税務行政の将来像~スマート化を目指して」では、納税環境の改善により利便性の向上や課税・徴収義務の効率化・高度化、そして事業者のデジタル化促進が謳われています。
    会計業界においても、先を見据えたデジタル化への取り組みがより一層求められており、顧問先でもある事業者のデジタル化促進などに代表される税務行政のDX化にも関心が寄せられています。
    税務行政の将来像の実現に向けての各種施策についての話は、来場税理士にとっても参考になる情報に違いありません。
    https://kaikeihaku.com/seminar/

    *10月18日開催セミナー

    「どうする?会計事務所のセキュリティ対策」
    ~~ランサム攻撃を受けた会計事務所に直撃インタビュー~~

    デジタル化の進展に伴い、税理士事務所もサイバー攻撃の標的となっています。
    もちろん、顧客情報を大量に持っている会計事務所もかっこうのターゲットです!個人情報や機密データを狙ったハッカーたちからの脅威に対し、しっかりと対策を講じていますか?「情報セキュリティ白書」よると、ランサムウェアによる被害が昨年よりトップになっており、会計事務所も万が一の事態に備えて、セキュリティ対策を強化する必要があります。
    このセミナーでは、日本のIT政策の実施機関である「IPA独立行政法人情報処理推進機構」の田島凛氏から、サイバーセキュリティの最新動向や、今すぐ実践できる具体的な防御策について解説していただきます。
    また、最近では複数の税理士法人のランサムウェア被害発生のニュースが記憶に新しいところですが、今回は実際にランサムウェアの被害に遭い、「サイバー攻撃によって最終的に事務所が立ち行かなくなると覚悟した」とまで追い詰められた税理士法人が、トラブルを乗り越えて業務を再開できたポイントなどについて覆面インタビューで語ります。構成上、覆面インタビューという形で事前収録に協力していただきましたが、トラブルの乗り越え方、とくに「データのバックアップの重要性」は最大の聴きどころとなっています。
    インタビューでは、「サイバー攻撃によって最終的に事務所が立ち行かなくなると覚悟した」と話しておられますが、セキュリティは「備えあれば憂いなし」です。ぜひ、次のステップに進むためのヒントを得てください。

    「あなたもチャンレンジ!! “租税検定”」

    租税に関する幅広い知識を習得するための第1回「租税検定」試験が、今年の11月10日から実施されます。
    この租税検定の起案者で、このほど設立された「(一社)日本租税検定協会」の代表理事である中央大学法科大学院教授の酒井克彦氏が、この検定の解説を行います。この協会の顧問団には、元国税庁長官や日税連の前会長などが就任し、業界あげて普及・推進を図っていこうという動きになっています。
    「租税検定」は、税理士をはじめ会計事務所にとってもチャレンジする価値がある試験で、スタッフの研修や一般常識の底上げにも活用できる注目の検定試験。合格すれば、キャリアアップの第一歩にもなりそうです。

    「加速する業界の成長と進化! “次世代税理士研究会” とみんなで考える業界の未来」

    会計博最終日の最後の演目は、毎回、最高の来場者数という記録更新を続ける人気のセミナー。
    昨年の税理士サミットで、初開催にも関わらず300名集めて話題を生んだ若手税理士による「次世代税理士研究会」が、みんなで考える業界の未来をテーマにフリーディスカッションを実施します。
    様々な課題に直面する税理士業界のなかでも、業界の先頭に立って若手らしく、先進的な活動を展開する同研究会。今年2月発行の新聞「税界タイムス」では、研究会代表理事の一人であるサン共同税理士法人代表社員の朝倉歩税理士に、ビジョンや将来構想を語ってもらいましたが、今回は11月に開催する研究会の総会の前夜祭的な流れを組む拡大版イベント。
    今回は、会計業界の未来などについての質問や課題を「〇?」形式で受講者らにも回答を求めるなど、今年の会計博最後のセミナーにふさわしく、会場が一体になったにぎやかなトークイベントとなりそうです。

    【特別企業セミナー】

    ―――
    10月17日(木)
    ・11:15~11:35 (株)LayerX
    DX専任担当者がいなくても安心!会計システムを変えずにできるAI経理DX成功事例のご紹介
    ・13:30~13:50 (株)オンデック
    M&Aで顧問先が消失!? 顧問先継続に向けた攻めの防衛策とは?
    ・15:25~15:45   エプソン販売(株)
    ビジネスチャットツール&電子ポストを活用した建設業の業務改善と「資料回収」のストレ スレスの実現
    ―――
    10月18日(金) 
    ・11:05~11:25 アシモフ ロボティクス(株)
    RPAはここまで進化した!
    ・12:55~13:15 (株)Stayway
    士業の補助金業務の課題を一気通貫解決!! 補助金クラウド

    セミナーはすべて事前予約制です。お早目のお申し込みを!!
    https://kaikeihaku.com/seminar/

    来場登録はこちらから https://kaikeihaku.com/ 

    開催概要

    □テーマ「テクノロジーで変わる税理士事務所の未来」
    □会期 2024年10月17日(木)~18日(金)の2日間 10時~17時(ただし最終日は16時)
    □入場料 無料
    □会場
    東京都立産業貿易センター 浜松町館3階展示室
    東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
    JR浜松町駅(北口)から約350m 徒歩5分
    都営浅草線・大江戸線大門駅徒歩7分
    https://www.sanbo.metro.tokyo.lg.jp/hamamatsucho/

    ☆☆注目! 特設コーナー☆☆

    1.DX時代の最新Work Officeの実例展示
    会計事務所の業務効率化につながる最新のオフィスツールや、DX環境を実現させる理想的なワークスペースを展示します。

    2.“超IT税理士”が「お悩み相談」に答えます
    一昨年に引き続き、好評企画を今年も実施!会期中にいろいろなITまわりの駆け込み無料相談を開設します。初心者の方からのご相談も大歓迎!

    多くの会計人のご来場をお待ちしております。 https://kaikeihaku.com/