最終更新日:2021-03-06
会計士試験 1335人が栄冠に輝く 合格者の8割超が30歳未満
- 2021/02/27
- 2021/03/06
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令和2年度(2020年)公認会計士試験の合格者が2021年2月16日、公認会計士・監査審査会から発表された。合格の栄冠を手にしたのは1335人で合格率は10.1%。合格者数は、2016年以降4年連続で増加していたが、今回は前回の1337人からわずかに減少した。
合格率は前回試験より微減
令和2年度の公認会計士試験の合格者は、前回令和元年度並みの1335人だったが、合格率は10.1%と令和元年の10.7%から0.6ポイント低下した。合格率低下の要因は、受験者数が1万2532人から1万3231人に699人増加したことが主な要因と考えられる。
願書出願数は5年連続で増加しており、今回試験では、1万3231人と平成25年度(2013年)の出願者数に迫っている。
合格者の年齢は、「20歳未満」が0.5%、「20歳以上25歳未満」が59.9%、「25歳以上30歳未満」が22.4%と、30歳未満で82.8%と全体の8割強を占める。これを35歳未満でみると9割を超えている。
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元税理士業界の専門紙および税金専門紙の編集長を経て、TAXジャーナリスト・業界ウォッチャーとして活躍する業界の事情通が綴るコラムです。
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