最終更新日:2021-04-05
見てみたい士業ドラマや映画 弁護士に次いで税理士が2位に
- 2021/04/03
- 2021/04/05
コロナ禍における在宅時間増加で、ドラマや映画を見る機会も多くなった、という方は少なくない。職業的には弁護士ドラマが目立つ一方で、あまりドラマ化されていない士業も多くある。ならば、「ドラマ化されたら見てみたい士業」に税理士がどの位置にランクされるのだろうか。
良くも悪くも「お金」のイメージがある税理士
士業や管理部門のキャリア情報を掲載するメディア「士業JOB」(運営:株式会社インテグラルベース)が、20歳~69歳までの男女280名を対象に実施したアンケート調査によると、やはりトップは「弁護士」で、2位が「税理士」、3位(同率)に社会保険労務士と不動産鑑定士という結果に。
士業ドラマランキングで「2位」となった税理士だが、「税金」や「お金」に関連する事項で良くも悪くも注目されるケースが多く、最近ではニュースで税理士や国税関係者が出てきたりすることから、様々な視点で票が入ったようだ。
コメントを一部紹介してみる。
「最近フリーランスになり、自分で税金の計算をするようになってから税金に興味を持ち始めたため」。
「難しくてとっつきにくい税金に関する話題を面白おかしく興味が持てるようにドラマ化してくれるなら見たい」。
「言われてみれば税理士のドラマは見たことがないし、税に興味があるから、あれば見て見たい」。
「ドラマ等では悪役のイメージがあり、経営者に脱税指南等をしていそうなイメージがありますが、実際の仕事内容を知りたい」 など、様々な声が寄せられている。
業界イメージアップと人材活性化に期待
確かに、映画で税理士役というと、今でも「マルサの女」が思い浮かぶ人は多いだろう。江戸時代の税理士的役職の日常を描いた「武士の家計簿」という映画もあったが、残念ながら税理士のイメージとは結びつかなかった。
税理士業界は税理士のイメージアップに躍起で、2016年には「家族はつらいよ(山田洋二郎監督)」と、その続編が2017年に公開されているくらいで、これでは税理士の受験生が憧れたくても憧れようにない。
業界のイメージアップと人材活性化につながるようなドラマを期待したいところだ。
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税界よもやま話
元税理士業界の専門紙および税金専門紙の編集長を経て、TAXジャーナリスト・業界ウォッチャーとして活躍する業界の事情通が綴るコラムです。