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最終更新日:2023-04-09

弥生 新社長に前山氏、会計業務のDX化・クラウド化支援に全力

  • 2023/04/09
弥生 新社長に前山氏、会計業務のDX化・クラウド化支援に全力

弥生株式会社(東京・千代田区)は2023年4月1日から、前山貴弘取締役社長執行役員を中心とする新執行部をスタートさせた。元日本マイクロソフト代表取締役社長/現 Three Fields Advisors Co-founder/共同設立者の平野拓也取締役会長(非常勤)がバックアップし、弥生は新たなステージへ向かう。弥生の社長就任以来15年間で会計ソフトベンダートップの地位へ導いた岡本浩一郎氏は顧問に就任した。

“新生弥生” 注目される前山新社長の舵取り

弥生が前山貴弘取締役社長執行役員とする新執行部体制をスタートさせた。消費税のインボイス制度がスタートする今年を境に、会計業務のDX化、クラウド化、AI化が飛躍的に進むことが予想される。弥生は更なるサービス拡大を図るべく、新執行部体制でこれに対応していく。

前山社長は、自身が公認会計士・税理士としてビッグ4税理士法人での勤務経験のほか、独立開業して会計事務所を経営してきた経験を持つ。また弥生においては、取締役執行役員ならびに管理本部本部長として、弥生の発展を支えてきた。会計人でもあり経営者でもある前山社長が、どういった舵取りをしていくのか注目されるところだ。

なお、弥生は執行部の強化を図るべく、2022年10月に社外取締役として同社に参画した平野拓也取締役会長(非常勤)が執行部を支えていくほか、マーケティング本部の本部長として、土肥渉執行役員が前山社長と二人三脚でサービス拡大に努める。

4月5日には、記者発表を行い、前山社長は「インボイス、電子帳簿保存法の対応は、デジタルを前提にしたサービスが不可欠だと考えている。個人事業主や中小企業、会計事務所から何が求められているのか、事業コンシェルジュのビジョン達成に向けて顧客に寄り添ったサービスを提供していくように努めていきたい」と抱負を語った。

なお、弥生の新執行部は、以下の通り。

弥生 新社長に前山氏、会計業務のDX化・クラウド化支援に全力

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